こちら、カヨ研究所!

自分を研究するためのブログ。言語聴覚士。

からだぜんぶで世界をみる

目を閉じると自分の感覚が濃くなる。

地面を感じる。

自分がかすかに揺れてるのを感じる。

鼻から入る空気の温度を感じる。

そのまま床に降りてみる。

床から上がってみる。

繰り返す。

自分の鼓動を感じる。

 


目を閉じたままゆっくり歩いてみる。

何があっても大丈夫なようにしておく。

からだ全体を目にする。

何かにぶつかるとびっくりする。

けど面白くて少し探索する。

部分にとらわれない。

空間全体を感じる。

 


そして止まる。

目を閉じながら”みた”感覚そのままに

ゆっくり目を開けてみる。

視覚情報がどっと入ってくるけど、それにのまれすぎない。一部にとらわれない。

目と同じように腕で、足で、頭で空間をみる。

そうやって動く。

植物になったみたいだった。

 


⭐︎⭐︎⭐︎

昨日はダンスのイベントだった。

すっごい楽しかった!

私が今はまってるのは、コンタクトインプロビゼーションというダンス。

からだの重心や感覚を使って他者と関わりながら即興で動くダンス。

 


昨日はタイからライマーさんという先生が来ていて、ライマーさんの誘導で色んなワークをした。

その中の一つが、目を閉じたままの感覚で目を開けてもそのまま空間を”みる”ワーク。

集中すればするほど面白いワークだった!

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軌道修正

この2ヶ月は頑張った。

よしこっち!って突っ走った。

でも違った!

ここらで軌道修正。

トンチンカンだったけど

一生懸命にトンチンカンだった。

そんな自分に大きな拍手を。

だってそのおかげで

自分が本当にやりたいこと

立ち向かいたいことを

思い出すことができた。

それを素直に追いかけよう。

時間がかかってもいいから。

またトンチンカンになってもいいから。

 


⭐︎⭐︎⭐︎

といいますのも。

私お菓子屋さんやろうとしてた。

そのために資格とったりキッチン契約したり何度もお菓子を試作したり。

でもお菓子のコンセプトを決めるなかで気づいた。

ちょっと無理がある。

私が実現したいことは、お菓子作りという手段では無理があると。

私が追いかけたいことはやっぱり、この世界に生まれるべきことばがちゃんと生まれてこれますようにってこと。

そう思って言語聴覚士になったのに、日々の諸々をこなす中で忘れてしまっていた。

いや、本当は忘れてはいなかった。

心のどこかではずっと気になっていた。

でも積極的に向き合わないようにしていた。

めんどくさくてつらくて地味で時間かかるから。

で、よそ見した。

興味がある他のもので、すぐ形になりそうなことに走った。

でもやっぱりそれは苦しかった。

どっちにしろ苦しいなら、真っ直ぐ素直な道を選ぼう。

時間かかってもいいから着実に本丸に立ち向かおう。

何をすればいいのかパニックになりそうだけど、一個一個やろう。

わからないものはわからない。

素直に地道に。

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弱くあること

私には「強くあらねば」って気持ちがある。

どこかで戦ってるところがある。

でもそれは弱さからきている。

弱さを隠したり無かったものとして扱ったりすると、どこかに歪みがでる。

その歪みが自分と他人を傷つける。

 

だったらもう弱っちくていい。

だって弱いもん。

弱っちい私を認められたら、世界はもっと優しくなる。

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今朝、西加奈子さんの記事を見つけて、めちゃくちゃ共感して思ったことでした。

以下引用

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「今回本当に思ったのが、『弱さは前提である』と考えるべきだということ。自分もそうですけど、『社会的に強くありたい』という気持ちも弱さからきている。『弱くあること』が怖いから、自分の強さを誇示するために、弱さを無かったことにする。自分の弱さには醜い気持ちも含まれるとも思うのですが、『そんなものはない』と振る舞った結果、加害性を帯びることにもなる。弱さを認めるところからスタートするべきです」

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世界を優しい目でみる

先日、カバラ数秘術の橙花(とうか)さんのイベントいってきたよ〜!

 

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2年前くらいから本のファンだった!

文章が優しくて癒されるから♡

 

サインもらったー!嬉しい!

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カバラ数秘術って元々はすごく厳しい教えだったらしい。

あなたはこんな性格の特徴があるから、

こうしなさい。治しなさいみたいな。

人間のあるべき理想は一つとしていたんだね。

それに当てはめようとしていた。

 

でも橙花さんは、それは違うよと。

1000人以上鑑定していて、幸せの形は本当に

人それぞれだってわかったんだって。

 

たくさんの友達に囲まれていたい人、

ずっと寝ていたい人、

愛が1番な人、

1人が好きな人、

なーんにもしたくない人etc...

 

人の数だけ幸せの数があるんだね!

で、それを数秘術を使って伝えてる。

そのまんまでいいよ

そのまんまがいいよって。

好き♡

 

自分の数は生年月日で出せるよ。

あなたの数字の自動計算 | 橙花の数秘占い

 

その人の特徴をつかむ。

それでいいじゃんっていう。

でももし本人がそれで苦しんでたら

その人に合った道すじを示してあげるのが橙花さん。

 

自分も人も変えようとしない。

時々、人を変えようとする占い師いるけど

私そういうのは超きらい笑

 

橙花式カバラ数秘術は、愛だな〜って思った。

数字を知ると世界を少し優しい目で見られる。

あの人は◯の数字だから仕方ないよね〜とか。

私は◯の数字だからこうだよね〜とか。

自分にも人にも優しい目が向けられたら最強。

それは優しいあきらめだね。

 

そんな感じでかなりおすすめです!

橙花さんの数秘術

自分を知る本 | 橙花の数秘占い

 

”妻プロ”の旦那

だんながどんどんプロになっている

私の(笑)

妻プロとは妻の扱いがプロのこと

妻のことをプロ級にわかっていること

です!(いま考えた)


先日こんなことがあったよ

定期入れをなくしたとき(今年2回目だよトホホ)

私は絶対見つけてやる!っていろんなところに即座に連絡した

駅、交番、実家、買い物したお店…etc...

はじめは絶対に見つける!見つからないわけない!

って自信満々だったけど、

1日経っても見つからず、あれ今回はやばいかもって少し思ってた

そんな時にだんなの一言

「なかったか〜でもカヨちゃんは絶対見つかる人だから」

「そこで見つかるのがカヨちゃんだよね」


お、おう!

なんだその信頼感!

私より私を信じてるじゃん!(少しくやしい)

で、そ、そうだよね!そうに決まってるじゃん!!!って思い出して

もう一回買い物したお店に電話してみた


そしたら!!!

あったの!!!!

ひゃっほ〜!!!

定期を拾ってくれたお客さん、キープしてくれたお店屋さん、ありがとう!

妻プロのだんな、ありがとう

ぱっとしない時

心がカピカピと乾いて

目は灰色になってしまう時がある

そんな時はぱっとしない

おとといの帰り道「ぱっとしねぇな〜」ってつぶやいた

そんな時は感じる力がはたらかない

自分のことが嫌いになって

人のことも嫌いになる

だんなにも灰色の目を向けてしまった

一緒に暮らしていてハラハラするだろう



ぱっとしない時

感じる力が弱っていても

それでも感じる力をなかば不可抗力でとりもどすしかない

なにかをバシバシ感じないといけない

この時もそうだった

kayoken.hatenablog.com


この時は腐ったキウイがくさすぎて

くっせー!!!ってなったら

自分のこと好きか嫌いかはどうでもよくなって

みんないつかは腐るんだって

今なにかをバンバン感じて生きていければそれで嬉しかったんだ!ってなって

それからまた自分に戻れた

我に返った


今回は

からだをとことん素直に気持ちよく動かすことで

我に返った

そうそう!これこれ!生きてるって!

って思い出した

そしてヴィヴィッドな世界が戻ってきた

だんなも安心した様子


最近ね月1くらいだけどコンテンポラリーダンスにかよってる

友達に紹介してもらったやつで

コンタクトインプロっていって

自分と相手のからだや重さを感じながら

からだをくっつけて即興で動くの

ときには面、ときには点で接する位置は流動的

相手に乗ったり乗られたり

めっちゃくちゃ気持ちいい

ときには落下することもあるけどね笑

はじめてコンタクトインプロに出会った時

衝撃だった

人間本来の動きだ!って感じた

そんな感じで今回も

からだを通して自分に戻ってきた

やっぱ生きてるって感じて生きていたいよ

今回も自分のいい観察ができた

よかった

花嫁の手紙

結婚式が無事終わりました!
花嫁の手紙がなんと、便箋7枚に…笑
封筒はパンパン!
ちょっとしたレポートのような長さだけど伝えたいから伝えた!
自分の記録のためにも全文公開!

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

パパ、ママへ

私は30年前の4月、二人の子どもとして生まれました。
ちょうどツツジがすごくきれいな季節で、パパは生まれたての私と、ママを迎えに、新車のBMWで張り切って病院へ迎えにきてくれました。
私の一番始めの記憶はベビーベッドの中で仰向けに寝ている時の記憶です。まだ目はぼんやりとしか見えなかったけど、光は見えていて、モビールと一緒にキラキラ動く光を見てこう思いました。「うわぁ〜なんか嬉しい!楽しい!生まれたし!足も動くし!やった〜!!」って。


そんなふうに無事に生まれてきた私だけど、検診で私の心臓に穴が空いているということがわかりました。ママはそれを知ると、毎日私の穴がふさがるようにと祈ってくれたね。巣鴨とげぬき地蔵にも行って祈ってくれました。
そのおかげもあって心臓の穴は自然にふさがり、このままだと激しい運動は難しいと言われていた赤ちゃんが、運動大好き活発少女に育つことができました。ありがとう。


みんなが私の誕生を喜んでくれました。
妹のゆかとおそろいのかわいい服を着せてくれて、いろんな所に連れてってくれたね。ディズニーランド、ピューロランド、鴨川シーワールド、牧場、山、川、海!パパがたくさん撮ってくれた写真を見返すとどれだけ愛されて育ったかわかります。


小学校は電車とバスで1時間かけて通いました。さみしかったけどゆかがいたから通学も楽しかったよ。ゆかとランドセル背負って満員電車にギュウギュウ詰めになったことや、出発しそうなバスめがけてダッシュしたこと、バスの中で空想の物語を聞いてもらったこと、すごく楽しかった。


中学受験のため塾に通った時は、ペーパードライバーだったママが運転を練習して、車で送ってくれたね。塾の帰りは仕事帰りのパパが車で迎えに来てくれました。今考えるととっても大変だったと思います。パパとママの応援のおかげで行きたかった中学に行けてとっても嬉しかったよ。ありがとう。


中学高校は合唱コンクールや体育祭など楽しい行事が盛りだくさん。友達にも恵まれ楽しい学校生活が送れました。でも、あれもこれもと欲張って、何でも全力投球しすぎる私の性格のせいか、高校1年の夏、突然学校に行けなくなった時期がありましたね。あの時は本当に困りました。歩く力も出なくて、一歩一歩すごくエネルギーが必要で、ゆっくり歩くのがやっとでした。食欲もなく、家の階段でぼーっと座っていたのを今でも覚えています。ママはそんな私を見捨てることなく、ずっと一緒にいてくれました。息がくるしくてパニックになった時は、パパが安心させて助けてくれたね。二人が私を信じて見守ってくれたことが圧倒的な力になった。ひと夏を経て、体調が回復した私を見て、すごく嬉しそうだったパパとママの顔をずっと忘れません。


その後もずっと、パパとママは私を信じてくれました。会社を辞めて世界を旅する!と言った時も反対された覚えがないし、旅から帰ってきてやりたいことを探している時も見守ってくれました。そして、夢を見つけ、その夢に向かって昼間は派遣の仕事、夜は専門学校という生活を送った2年間は本当に大変だったけど、ママのごはんとパパのマッサージで乗り切れました。



パパ、ママ、いつも私を信じて応援してくれてありがとう。
私をこの世界に生まれさせてくれてありがとう。
二人が私を生まれさせてくれたから、私はいろんなことができるし、いろんなことを感じられる。


たとえば
好きなところに行けること
好きな本が読めること
知らないことを学べること
何かにチャレンジすること
おなかがグーってなること
何かを表現すること
何かに夢中になること
好きな人に会えること
ぐっすり眠ること
朝目が覚めること


全部生きてるからこそできること。
パパとママが私を誕生させてくれたからこそできること。
この世界は楽しいね。生きるのは楽しい。
そう思わせてくれて、ここまで育ててくれてありがとう。
二人の子どもでよかったです。
30年前に二人がつけてくれた「佳世」っていう名前の通り、この世界は美しいってこれからも体現していきます。
パパとママも、これからも元気でいてください。

かよより