こちら、カヨ研究所!

自分を研究するためのブログ。言語聴覚士。

山ごもりはまだ早い

自然の中にしばらくこもって、
みっちりアーユルヴェーダしてもらった!

でも私にはそういうのはまだ早かったみたい。笑


アーユルヴェーダとは4000〜5000年前の北インドで生まれた伝統医療。


体のタイプに合ったオイルで色んなトリートメントをしてもらったり、
食事からも体を整えたりしていく。


古代インド語で「生命の科学」っていう意味らしいよ。


私は7泊したけど、
正直途中でもう俗世(その前にいたキャンディっていう街とか)に帰ろうかと思った。
7泊分先払いしちゃってたけど。


でも、トリートメントを受けた後はすっかりぐったりしちゃって(トリートメントのデトックス効果らしい)
帰りたくても帰る体力がなかった。


7泊終わってやっと山から出るってなって、街の喧騒を聞いた時は…



これこれ\(^o^)/


って思ったよ。笑


自然の中に響きわたる鳥たちの声と、
よく訓練されたスタッフと、
ボリューミーで定時にきっちり出される食事は、
最初はすっごい嬉しかった。



でもだんだん恋しくなってきた。








リアルで人間くさいものが!!!



鳥の声もいいけど、活気のある人間たちの声もやっぱ好きだ!!!


訓練されてるスタッフもいいけど、そのまんまのちょっと失礼な現地人も好きだ
!!!


規則正しい食事もいいけど、自分のお腹がっグーってなってから探すローカルフードが大好きなんだ〜〜〜!!!






だから街に戻ってその感覚が呼び戻ってすごく嬉しかった。


正直アーユルヴェーダの効果はわからないけど、


そういうのに気づけたことはすごくよかった!!!



ずっと人と一緒にいると
そういうこと忘れてしまうから。


私は人といるとすぐ1人なりたいとか思うから。


だから1人旅する。


でも1人でいると人恋しくなる。


誰かと一緒っていいな。


人の気配っていいなって思う。


人恋しさを思い出すために、私は1人旅するのかもな〜。


ま、もちろん自由が大好きってのもあるけどね!



ちなみに今は乗り換えでクアラルンプールにいます!
これから急きょ台湾へ!

お姫様になりたい!

ひとり旅で自分とずっと一緒にいるけど、一昨日くらいから私の中のリトル・カヨ達の声が大きく聞こえ出した。










お姫様になりたい!!!



おお、お姫様ですか…。


まぁ確かに旅に出てから
もっぱらワイルドローカル三昧だったからねぇ。


シャワーは無く川で髪を洗ったり

青空トイレだったり

高山病でボロボロになったり

photo by 佳子さん


ゴリゴリバスが山道でパンクしたり

あっちー中ひたすら自転車こいだり

地元民とお寺でもみくちゃになったり


ま、それはそれでめっちゃ楽しい!!冒険大好きだし!!



でもまぁリトル・カヨたちのリクエストにお応えして昨日はお姫様になりました。







街でサリー買っちゃったよ!
そして一目惚れした自然あふれるホテルに一泊した。



ホテルの人がいっぱい写真撮ってくれた!photo by マヒンドランさん


自然の中でお姫様気分とかやばい。


そして私が一目惚れした部屋はこちら!ほんとよだれ出るわ。自分の未来の部屋の参考にする!!!







冒険も楽しいけど、やっぱお姫様扱いはたまらんね。


演技でもいいからお姫様になりきると、
周りの人もお姫様扱いしてくれる。

優しい〜。ありがとう。
お金の力。笑


というわけで、リトル・カヨ達を全会一致で大満足させることに成功!


王子様はいないけど、
そこはお得意の妄想力でカバー。笑


でも正直、スリランカは1人旅するにはちょっとさみしいかも。


1人行動してる人ほぼいない。
観光客も、地元民も。


でも人懐っこいスリランカ人達は必ず話しかけてくれる。


ただ二言目には「何歳?結婚してる?」
と尋ねられる。
そこはほっとけよ!笑


私が思うに、スリランカは他のアジアに比べてまだ観光客が少ない。


英語も通じるか通じないか。(まぁ人と場所によるけど。)


外国人が珍しいみたいで、
あのクリックリの真っ黒な瞳で
真っ直ぐニコニコ見られるもん。


あと謎に一緒に写真とろ!って言われる。


公園歩いてるだけでセルフィー祭り始まる。
携帯番号を聞かれる。
フェイスブックを聞かれる。
まんざらでもない私。笑

お姫様気分、有名人気分を味わいたかったらスリランカに行ってみよ〜。


今日からはいよいよアーユルヴェーダ!しばらく山にこもります。

旅中に生理になること。

1ヶ月以上海外を旅するとなると、

女子が迎えることになるイベント。


そう。







生理です!




私にもついにこの時がやってまいりました。



ちなみに私は生理痛がかなり重い方で、

日本にいる時も必ず生理の時は安静にしてます。



予定を立てるにしろ何にしろ、




生理中心主義




で、やらせていただいております。



私は会社員時代に「生理中心主義」を確立しました。

生理痛我慢して会社でぶっ倒れて以来、生理を大切にすることにしたお話。


✳︎
それで今回、海外を旅するにあたって実は一番心配であり、楽しみであったのは生理かもしれない。


私にとって生理は月に一回、自分と向き合わせてくれるよき友です。



というわけで、生理なう。



実はお腹痛くなって、なんか嬉しくなった。



あ、これこれ。



みたいな。



海外では普段と違うものばかりで、新鮮で刺激的だけど、


ふと馴染みの友達が訪れてきたような感覚です。


今はスリランカのキャンディという所にあるホテルでゆっくりしてる。


私の場合、生理がなければ欲張って突っ走って色々やりすぎちゃうから、


生理は自分の身体をお休みさせる、よきタイミングです。


ふう。
ちょっと、落ち着こう〜。


みたいなね。

たまにはこういう日もよいものだ。



次の記事では、旅中に生理になった時の私なりの楽しみ方を書いてみるかな〜。




生理なら生理なりに楽しめる(o^^o)

チベット医学は甘くない!③

チベット医学を体験するために北インドのラダック地方へ行ったお話。

①②の続きでラストもういっちょ!


今回チベット伝統医(アムチ)に密着して思い知ったことは、


アムチは甘くない!

ということでした。


チベット医学って聞くと私はなんか魅力的なイメージを持ってて、


それだけでツアーに参加したけど、


実際、アムチはんぱなくハードだわ。


体力的にも、精神的にも。



チベット医学は、ただ薬草作るだけじゃない。


大切なのは、チベット医学はチベット仏教がベースになってる医学ということ。


チベット医学では、

①怒り
②無知
③欲望

が病気をつくると考えられている。


これはチベット仏教の考えに基づいていて、


チベット仏教ではこの3つを自分からなくすことで、


苦しみのない”神の世界”に行けるとされている。


チベット仏教をひろめたグルリンポチェ


だからチベット医学をするということは、


チベット仏教をするってことであり、


心の修行でもあるのだ!

(いかにアムチ自身も①怒り②無知③欲望をなくしていくかとかね。)


すげーなアムチ。


私にはできないや。


私はすぐ怒るし無知だし欲望もあるからね〜\(^o^)/


私はまだまだ俗世で生きてゆくぞ。笑


そんなことを感じたツアーでした。


ちゃんちゃん。



✳︎

〜番外編〜
ツアー最終日に、ラダックで開かれた謎の会議で急きょアムチについて発表することに。


Photo by 佳子さん

このブログで書いたようなことを包み隠さず発表しました。笑

私のカンペ

チベット医学レポ完♡

チベット医学は甘くない!②

チベット医学を体験するために北インドのラダック地方へ行ったお話。
①の続きです。
http://kayoken.hatenablog.com/entry/2018/08/25/215210


さて、標高5300メートルの山で薬草をとってきた後の薬作りも大変です。


翌日、チベット医学の伝統医(アムチ)が実際に薬草を薬にする所を見せてくれました。


薬草ネリネリ…なんて私が想像していた甘いものではなく、

草や実などを粉になるまで、ひたすら石臼と岩を使って手でひくのです!


ゴリゴリ+ハァハァ×10000000000


みたいな感じ!


見よ!この見事な腕筋!


粉になった後も、乾燥させたり、違う薬を混ぜたりと、さらに何かと手間がかかるみたいです。


実際に今回アムチの薬草作りを見て、そりゃ効きそうだわなーと思いました。


そりゃアムチの魂のカケラみたいなものが入っちゃうでしょ。


できた薬はアムチの結晶みたいな感じだわね。


ちなみに私も処方してもらった!


アムチは私の脈を測って、舌や目を見て、いくつか質問しました。


たくさんある薬棚の中から…


これを処方していただきました!

便秘だったから便秘の薬!


うん
たぶん効いたかな。

③に続く。

チベット医学は甘くない!①

北インドのラダック地方で7日間過ごしてきました!


ラダック地方は地理的にも文化的にもほぼチベット


私はチベットの伝統医学に興味があったから、今回そういうツアーに参加しました。


ツアーだし余裕っしょ!


ガーデンで薬草とって、ネリネリして薬つくるんでしょ!


なーんて思っていた私。



結論。







甘かったわ〜笑


チベット医学なめてました。(すいません。)


ガーデンなんて生易しいもんはなく、


実際は標高5300メートルの山に行って広大な土地から薬草を探し出した。


伝統医(ここではアムチと呼ばれています。)が薬草について色々説明してくれるんだけど、


息するのが大変で、まじそれどころじゃなかった。


だけどアムチはどんどん先行っちゃうから、


私は途中で薬草のことは諦めて、自分を生存させることに集中することにした!


数時間滞在したらけっこうやばい感じになってきて、


酸素濃度は56とかになってた。(普通日本にいたら若者で95くらいあるらしい。byナース)


手も痺れて頭痛もしてきた。


まさしく高山病です。


そんな中、私はトイレに行きたくなってしまった。


しかーし!


もちろんトイレなんてあるわけない。


茂みもない。


あるのは岩、岩、岩…!時々薬草。


仕方なくマイ岩を定めて、こっそり用を足させていただきました。

これは私のじゃない。ここの動物の。

②に続く。

出発!

世界一周すると言って会社を辞めた。


会社を辞める決断をするまで、
そして実際に会社を辞めてから今までの2ヶ月間、ずっと自分と一緒にいた。


自分と一緒にいるっていうのは、
自分のことを、自分がちゃんと見てるってこと。


自分が立ち向かいたい!と思ったことに、ちゃんと立ち向かわせてあげること。



自分のことがわからなくなって、
自分を研究しようとブログを始めた。


研究は、自分観察と挑戦の連続で、
このブログは、それらの記録だ。


観察によって、
自分の中にいろんな自分を見つけたし、


挑戦によって、
自分の中身は破壊と創造を繰り返してきた。


私は、自分で自分がコントロールできず、時々自分でもビックリしてしまうことをする。


ここ最近は、コントロールすることをあきらめ、本能で突っ走る自分自身に、必死でしがみついてきた。


するとその過程で、自分の身につけてきた要らない物たちが、びゅんびゅん吹っ飛んでいった。だいぶ身軽になった。


ふう。やっと、ここまできたぜ。
だいぶ体当たりデイズだったな!笑



で、そうこうしてるうちに、
私は今世界一周したいんじゃないと気づいた。


私はとことん自分と一緒にいて、身軽になりたかったんだ。


つまり、ここにくるまでの過程が踏みたかったのであって、それが大事だった。


ちなみに私は今、大失恋中!!!
“アンコントロール・カヨ”が最後また体当たりで突っ込んだ!


でもやっぱり後悔してないからいいの。それが私だ。



と、いうわけでバタバタ出国して今インドのデリーに着きました!


世界一周は辞めたけど、旅はするよ!


でも期間を定めない放浪の旅というわけではなく(めっちゃ楽しそうだけどね!)一ヶ月で帰ってきます!
※予定です。



さて明日は、北インドのラダック地方へ向かいます!!!


エアインディアの機内食のベジカレー美味しかった!