こちら、カヨ研究所!

自分を研究するためのブログ。言語聴覚士。

人類皆コミュ障

昔々、まだ人間が人間の形をしていなかった頃。


人間達は、テレパシーを使うことができました。

言葉もジェスチャーも交わすことはなく、
何かを伝えるというよりも、
皆で一つの脳ミソを共有しているような感じでした。

彼らに「伝達する」という発想はなく、
そもそも彼らの感情や思考は、
一つの場所で生まれ、
味わわれていたのです。



しかしその後、
“進化”を遂げた人間達は、
 一人ひとつの脳ミソを、
持つようになりました。


人間達は喜びました。


だって、
他の人間と違う感情や思考を独自に持ち、
味わえるようになったのですから。



一方で、
今まで自然に使えていたテレパシーは、
使えなくなってしまいました。

もう脳ミソは共有していませんからね。







人間達には今でも、
テレパシーを使えていた頃の感覚が、
ほんの少しだけ残っています。


だから人間達はチャレンジします。
どうにかして、
この感情や思考を、
あの頃のように共有し
一体になって味わえないか、と。




そして時折
とてつもく、
もどかしい思いをするのです。



あぁ健気だなぁ。人間て。

f:id:kayoken:20180412205227j:plain


           ☆☆☆

今日職場でコミュ障の話になって、

自分で自分をコミュ障だと思ってる人は案外多いことに気づいた。

実は、コミュ障じゃない人なんていなかったりして!笑


帰宅中、そんな仮説立てて一人で遊んでたらできた物語です^ ^