今日は吃音(きつおん)についての番組を授業で見た。
吃音は、言いたい言葉がなかなか出てこなかったり、どもったり、何回も言ってしまったりしてスムーズに話せないこと。
スムーズに言いたいことを言えないのは当然もどかしく、恥ずかしく、悔しい思いをたくさんすると思う。
治る場合も治らない場合もあって、社会に出るのが怖くなってしまうことが結構ある。
その番組に出てた当事者の方はこのようなこと言ってた。
☆
スムーズに話せない自分が、社会でやっていけるのか不安だった。
だから吃音を治すしかないと思った。
吃音を治すために色々やった。
でも、何をやっても治らなかっった。
だからもう、どもる自分として生きていこうと思った。
どもりをさらしながら生活してみると、
意外と他人は否定しないんだな。。。
それを何年もかけて実感していった。
もちろん何度も恥ずかしい思いをしながら。
それで今ではこう思ってる。
普通のふりして生きてきたけど、それじゃほんとに自分自身を生きてない。
どもりながら、悔しい思いたくさんしながら、生きていきたい。
☆
かっこいいな。
この方はもう、治すのを諦めたんだ。
普通の真似はできなかった。
だから、恥ずかしくても自分さらして生きるほうを選んだんだね。
そしたら、
世界はもっと優しかった。
みんなと同じをあきらめた人だけが
見れる世界だ。