この世界に生きる素晴らしい人を、
またまた見つけてしまったよ〜
『暗闇でも走る』読みました!
暗闇でも走る 発達障害・うつ・ひきこもりだった僕が不登校・中退者の進学塾をつくった理由
- 作者: 安田祐輔
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2018/04/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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\カヨレポ/
著者は、不登校やひきこもりなど、
もう一度勉強したい若者のための個別指導塾「キヅキ共育塾」の代表 安田祐輔さん。
恵まれなかった家庭環境、
発達障害という自身の特性、
いじめ、鬱、ひきこもりetc...
壮絶な暗闇の中、ズタボロになりながら必死にここまで走ってきた安田さんの
生き様を知って、
安田さんがどれだけ
「何度でもやり直せる社会を創る」
を本気で言ってるか、
わかった。
安田さんは、本の中で何度も言ってる。
僕は運が良かった、と。
私からしたら
彼のすさまじい生い立ちからして
え、そうなの?って思ってしまうけど、
確かに安田さんと同じ境遇で
現に救われていない人はたくさんいる。
だから彼の言う
「僕は運が良かった」っていうのは、
「今苦しんでいるあなたは、もう一人の自分なんだ」
っていう意識なのかなって思った。
そうやって過去の自分をひとりひとり、救っていってるかもなぁと思った。
それと、安田さんが本当にすごいのは、
過去、自分を傷つけた人のことを
恨まなくなったどころか
その人たちが持つ傷を、
想像する優しさを持ってること。
安田さんは本の中でこう言ってる。
"自分に害を加えてきたように見えた人、キツイ言葉を浴びせた人であっても、きっとその裏にはその人なりの悲しみや苦しみがある。
そのことに気づけたことで、人間の多様性と豊かさに気づけるようになった。"
(『暗闇でも走る』安田祐輔 著 P.240)
ほんとすごいと思った。
そうやって
自分の人生かけて学んだことが
今やってる活動全てに
生きてるんだと思った。
自分を最大限使って
生きてる人だと思った。
私もそうなりたい!