こちら、カヨ研究所!

自分を研究するためのブログ。言語聴覚士。

恋が栄養になるとき

この映画を観たよ〜

\カヨレポ/

〜ストーリー〜

ごく普通の子どもだったオーウェン
2歳の時、突然言葉を失ってしまった。

医者からは「自閉症」という診断。

そんなオーウェンには心から楽しそうな瞬間があった。

それはディズニー映画を観ている時。

ディズニー映画を何回も観たオーウェン

全ての映画のセリフを暗記している。

外界を遮断したかのように見えていた彼は

ディズニーからこの世界のことを学んでいたのだ。

そして大人になったオーウェンは、

家族の元を離れ一人暮らしを始めることにする。

(ちなみにドキュメンタリー映画です!)


〜レポ〜

この映画の中で一番印象に残ったのは、オーウェンがガールフレンドに失恋する場面。

すごく大好きで自分を愛してくれる存在が

自分から離れてしまうってことが、
今までは多分なかったんだと思う。

(家族はいつでも彼の味方で、すごく協力的な存在として描かれていた。)

だからオーウェンはすごく悲しむ。

こんなに悲しいなんて、あんまりだ!!!

と癇癪をおこす場面もある。

家族としては、こうなる可能性があることは、わかっていたはず。

人より失恋がこたえるだろうことも。


それでも恋を邪魔しなかった。

オーウェンの父親は
「息子には挫折が必要。」と言った。

オーウェンの母親は
「悲しみをじっとこらえて過ぎ去るのを待つのよ。」と言った。

それは、息子を信じてるから。


それに、自閉症とか関係なく。

恋は、痛いものだ。

終わるとき、一番心の栄養になる。

こらえた痛みは、自分の血肉となる。

経験されるべきものを

経験させてあげるのを邪魔しない。

それは価値あるものだからね。

障害のあるなしに関係なく。

そういうスタンスいいなと思うよ。




そういう私も、先日彼氏と別れて、心の栄養つけてるところなのだ…!笑

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